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title: "大風量蒸発冷却器:大空間向けの適切な機種選定方法"
url: https://tiercooling.com/ja/posts/high-airflow-evaporative-cooler/
date: 2026-10-16
modified: 2026-10-16
lang: ja
author: "info@tiercooling.com"
description: "簡潔な回答：大風量エバポクーラーは、18,000〜60,000 m³/hの冷えた外気を大規模な産業空間に送風します。適切な機種の選定は、風量を空間容積および目標換気回数に照らしてマッチングすることで行います。TierCoolingのRDF18シリーズは1ユニットあたり最大18,000 m³/h、より大型のRDF 23/26シリーズは最大60,000 m³/hまで対応し、一般的な空調では経済的に対応できない生産ホールや倉庫をカバーできます。 大風量エバポクーラーを検討される工場の経営者様は、通常、具体的な課題をお持ちです。すなわち、コンプレッサー式空調が導入不可能、あるいは導入コストが法外に高くなる、広くて暑い半屋外空間です。エバポレーティブ冷却は、まったく異なる物理原理でこの課題を解決します。湿潤パッド（セラミック冷却材）を通じて水を蒸発させることで熱を吸収し、冷たく新鮮な空気を絶えず供給します。本ガイドでは、大風量機の仕組み、正しい機種選定（サイジング）の方法、そしてどのような用途にどのTierCoolingモデルが適するかを解説します。 なぜ風量が最重要仕様なのか エバポクーラーは、1時間あたりに送風する空気の体積（m³/h）で評価されます。主に冷房能力（トン数）で選定されるルームエアコンとは異なり、エバポレーティブシステムは、建物内の熱気を冷やした新鮮な空気と入れ替えることで冷却します。そのため、風量能力が最優先の選定基準となります。目標温度を維持するためには、空間の空気を十分な頻度で入れ替えられる風量が必要だからです。 TierCoolingの製品ラインナップは、産業用途に求められる風量レンジを幅広くカバーしています。 RDF18シリーズ：最大風量18,000 m³/h、消費電力1.1 kW、380V/50Hzまたは220V/50Hzに対応。作業場や中規模ホール向けの主力モデルです。 RDF 23/26シリーズ：最大風量60,000 m³/h。倉庫、物流センター、大規模生産フロアなど、非常に大きな容積の空間に対応します。 吹出口構成：産業用シリーズは、上部・側面・底部の各吹出口に対応し、吹出口径は670×670mmまたは730×730mm。建物のレイアウトに合わせてダクト配置や設置場所を柔軟に選定できます。 換気回数に基づくサイジング プロフェッショナルなエバポレーティブ設計は、換気回数（ACH）から始まります。ACHとは、空間の全容積が1時間に何回冷やされた空気と入れ替わるかを示す指標です。計算はシンプルです。 必要総風量（m³/h）＝空間容積（m³）×目標換気回数（回/時）。 目標ACHは、熱負荷、在室人数、気候条件によって異なります。暑い生産環境におけるエバポレーティブ設計の実務的な目安として、発熱量が多く作業員の多い空間は、倉庫などの保管エリアよりも頻繁な空気交換が必要です。必要総風量が判明したら、それを1ユニットの風量で割ることで、必要な台数が求まります。 空間タイプ 典型的な冷却課題 サイジングのアプローチ 作業場・組立フロア 機械の発熱、作業員の密度 高い目標ACHを設定。RDF18を複数台、ゾーンごとに配置 倉庫・保管ホール 大容量かつ低熱負荷 低めの目標ACH。RDF 23/26で長距離送風..."
categories:
  - "Evaporative Air Coolers"
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# 大風量蒸発冷却器:大空間向けの適切な機種選定方法

**簡潔な回答：**大風量エバポクーラーは、18,000〜60,000 m³/hの冷えた外気を大規模な産業空間に送風します。適切な機種の選定は、風量を空間容積および目標換気回数に照らしてマッチングすることで行います。TierCoolingのRDF18シリーズは1ユニットあたり最大18,000 m³/h、より大型のRDF 23/26シリーズは最大60,000 m³/hまで対応し、一般的な空調では経済的に対応できない生産ホールや倉庫をカバーできます。

大風量エバポクーラーを検討される工場の経営者様は、通常、具体的な課題をお持ちです。すなわち、コンプレッサー式空調が導入不可能、あるいは導入コストが法外に高くなる、広くて暑い半屋外空間です。エバポレーティブ冷却は、まったく異なる物理原理でこの課題を解決します。湿潤パッド（セラミック冷却材）を通じて水を蒸発させることで熱を吸収し、冷たく新鮮な空気を絶えず供給します。本ガイドでは、大風量機の仕組み、正しい機種選定（サイジング）の方法、そしてどのような用途にどのTierCoolingモデルが適するかを解説します。

## なぜ風量が最重要仕様なのか

エバポクーラーは、1時間あたりに送風する空気の体積（m³/h）で評価されます。主に冷房能力（トン数）で選定されるルームエアコンとは異なり、エバポレーティブシステムは、建物内の熱気を冷やした新鮮な空気と入れ替えることで冷却します。そのため、風量能力が最優先の選定基準となります。目標温度を維持するためには、空間の空気を十分な頻度で入れ替えられる風量が必要だからです。

TierCoolingの製品ラインナップは、産業用途に求められる風量レンジを幅広くカバーしています。

- **RDF18シリーズ：**最大風量18,000 m³/h、消費電力1.1 kW、380V/50Hzまたは220V/50Hzに対応。作業場や中規模ホール向けの主力モデルです。
- **RDF 23/26シリーズ：**最大風量60,000 m³/h。倉庫、物流センター、大規模生産フロアなど、非常に大きな容積の空間に対応します。
- **吹出口構成：**産業用シリーズは、上部・側面・底部の各吹出口に対応し、吹出口径は670×670mmまたは730×730mm。建物のレイアウトに合わせてダクト配置や設置場所を柔軟に選定できます。

## 換気回数に基づくサイジング

プロフェッショナルなエバポレーティブ設計は、換気回数（ACH）から始まります。ACHとは、空間の全容積が1時間に何回冷やされた空気と入れ替わるかを示す指標です。計算はシンプルです。

**必要総風量（m³/h）＝空間容積（m³）×目標換気回数（回/時）。**

目標ACHは、熱負荷、在室人数、気候条件によって異なります。暑い生産環境におけるエバポレーティブ設計の実務的な目安として、発熱量が多く作業員の多い空間は、倉庫などの保管エリアよりも頻繁な空気交換が必要です。必要総風量が判明したら、それを1ユニットの風量で割ることで、必要な台数が求まります。

| 空間タイプ | 典型的な冷却課題 | サイジングのアプローチ |
| --------------- | ------------------------ | --------------------------------- |
| 作業場・組立フロア | 機械の発熱、作業員の密度 | 高い目標ACHを設定。RDF18を複数台、ゾーンごとに配置 |
| 倉庫・保管ホール | 大容量かつ低熱負荷 | 低めの目標ACH。RDF 23/26で長距離送風 |
| 高温工程エリア | 炉、オーブン、局所発熱 | 高いACHを重点設定。HVLSファンとの併用で気流を拡散 |
| 半屋外・換気型シェッド | 開口部が開放され、外皮が制御不能 | 気密性よりも大風量の給気を重視 |

サイジングは実際の建屋形状と熱負荷に依存するため、TierCoolingのエンジニアは床面積、天井高、地域という3つの情報から仕様を提案します。これは、当社のプロジェクトチームがクーラー＋ファンの組み合わせと概算台数を推奨する際に使用するものと同じ情報です。

## 真の大風量を実現する要素

真に大風量のマシンと小型ポータブル機を分けるのは、2つの設計上の選択です。1つ目はファン部です。TierCoolingの産業用クーラーは、軸流・遠心・PMSMのファンオプションを用意し、必要な静圧やダクトレイアウトに応じて選定できます。2つ目は冷却材と吹出口の形状です。湿潤パッドモジュールは、風量が通過できる十分な表面積を確保しつつ、全面的に湿潤状態を保つ必要があります。670×670mmまたは730×730mmの吹出口は、出口風速を適正範囲に保ち、「ジェット音（吹き出し音）」を発生させることなく空気を空間の奥深くまで届けます。

コスト面の具体例については、[エバポレーティブ冷却システムのコスト](https://tiercooling.com/posts/how-much-does-an-evaporative-cooling-energy-saving-eco-friendly-air-conditioner-cost/)に関するガイドで、大風量＝高運転コストではない理由を解説しています。コンプレッサー不要のこの方式が行うのは、送風と水の循環だけだからです。

## クーラーと建屋のマッチング

大風量クーラーは、建物が合理的な気流経路を許容する場合に最も効果を発揮します。壁面や屋根に設置したクーラーが外気を取り込み、湿潤パッドを通過させ、冷やした空気を空間全体に送り、反対側の開口部から排出します。閉鎖的なエリアや局所冷却の場面では、[RDF 18Y/20H ポータブルエバポクーラー](https://tiercooling.com/product/portable-evaporative-air-cooler-18y-20h/)のような移動式ユニットが、固定式では届かない作業位置や屋外エリアをカバーします。

ホール全体をカバーする場合は、大型循環ファンとの組み合わせで実効的な到達距離が飛躍的に向上します。その相乗効果については、[ファン・クーラー併用システム設計ガイド](https://tiercooling.com/posts/fan-cooler-combined-system/)をご覧ください。エバポクーラーの仕組みや工場・倉庫の冷却・換気におけるメリットの概要は、[こちら](https://tiercooling.com/posts/what-are-the-functions-and-benefits-of-using-evaporative-air-coolers-for-factory-and-warehouse-cooling-and-ventilation/)をご参照ください。

まずはフラッグシップモデルの[PMSMエバポクーラー](https://tiercooling.com/product/pmsm-evaporative-air-cooler/)を仕様のベースラインとしてご確認いただき、空間容積に応じてRDF 23/26シリーズへとスケールアップしてください。TierCooling（ルンドンフォンのインターナショナルブランド。20年以上の製造実績を持ち、CRAA生産認証、ISO 9001、CE LVD/EMC認証を取得）は、東南アジア、中東、オーストラリア、ラテンアメリカの工場にこれらのシステムを供給しています。換気の難しいプロジェクトについては、[エバポクーラーメーカーガイド](https://tiercooling.com/posts/for-difficult-factory-ventilation-and-cooling-turn-to-an-evaporative-air-cooler-manufacturer/)で詳しく解説しています。

### How much airflow do I need for my workshop?

Estimate space volume (floor area × ceiling height) and multiply by the target air-change rate for your heat load and climate. Divide the result by the unit rating — for example, an RDF18 at up to 18,000 m³/h — to find the number of coolers. TierCooling engineers size systems from floor area, ceiling height, and region.

### What is the difference between the RDF18 and RDF 23/26 series?

The RDF18 series delivers up to 18,000 m³/h with 1.1 kW power, while the RDF 23/26 series extend maximum airflow up to 60,000 m³/h for very large volumes such as warehouses and logistics centers. Both offer top, side, and bottom discharge configurations.

### Does higher airflow mean much higher power consumption?

No. Evaporative coolers have no compressor — the main loads are the fan motor and a small water pump. Even the largest units in the range consume a fraction of the electrical demand of equivalent compressor-based air conditioning, which is why high airflow remains economical at industrial scale.

### Can a high airflow cooler work with doors open?

Yes. Semi-open buildings are a classic evaporative use case because the system continuously supplies cooled fresh air rather than recirculating a sealed room. The design goal shifts to providing enough supply airflow and a clear exhaust path on the opposite side of the space.

### Which fan options are available on industrial coolers?

TierCooling industrial coolers are offered with axial, centrifugal, or PMSM fan options, selected according to the static pressure and throw the installation requires. Discharge openings of 670×670 or 730×730 mm keep exit velocity suitable for deep air throw into the hall.